登山には何をもって行くべきか
登山未経験者が日帰り登山に持って行ったほうがよいと思う装備をまとめました。
まずは必要なものから少しずつ装備を整えていくことをお勧めします。
持っていくべき装備
- 登山靴
- ザック(リュック)
- 化学繊維の下着
- ソフトシェルやトレッキングシャツ
- パンツ
- 厚手の靴下
- ヘッドライト
- スマホ
- 雨具
- タオル
持っていったほうがよい装備
- モバイルバッテリー
- 絆創膏
- 着替え
- 速乾性の帽子
- サングラス
- 軍手
- トレッキングポール
- ビニール袋
初心者の方でも持っていくべき装備は準備することをお勧めします。
装備の内容
1.登山靴
登山道が整っていれば運動靴でも登れなくはないのですが、登山靴を履くと滑りやすい斜面や、ごつごつした岩肌を登りやすくなります。靴自体の剛性が高いこともあるのでちょっとしたでっぱりにつま先をひっかけることもしやすくなります。
実際に履いて確認しないとくつずれがおきたり、フィットしなかったりするのでこれは登山用品店で購入することがおすすめです。私は最初は1万円程度の登山靴を購入して2年ほど使用していました。値段と性能が比例する価格帯なので道具を揃えるとテンションががる人や、形から入りたい人は3~5万円の靴でもよいかもしれません。
2.ザック(リュック)
道具のほとんどはザックに入れて背負って登山することになります。日帰りを想定しているので20~30L程度のザックが良いと思います。大きすぎるザックはそれだけでデッドウェイトになるので目的に合ったサイズがおすすめです。
荷物が少ないのであれば軽いザックを選んでもよいかもしれませんがある程度肩と背中に当たる部分がしっかりしているもののほうが、荷物が移動しにくく、登山中の負担が少ないと思います。
登山用品店もおすすめですが、最初の一つは自分に合ったものがわからないのでネットで購入してもいいかもしれません。
私は最初のザックは1万円程度のものを選び5,6年使用しました。
3.化学繊維の下着
長時間運動をすることになるので汗をかいたものを着続けると体温が奪われすぎます。綿のものはできるだけ避けます。ユニクロで売っているものでも構いませんし、ネットで購入しても大丈夫です。伸縮性があるので少しのサイズ違いはカバーできます。
4.ソフトシェルやトレッキングシャツ
下着の上に着るものになります。こちらも汗がこもらないように化学繊維のものを選びましょう。趣味の問題もありますがボタン式のものよりもジップ式の比較的体にフィットするものを着ている人が多いように感じます。
春や秋に登る方はソフトシェルもおすすめです。
5.パンツ
こちらも化学繊維で伸縮性のあるものを選びましょう。足を上げる際に引っかかると負荷になるのでアウトドア用ブランド物のほうが無難です。
ハーフパンツ、ショートパンツとタイツを組み合わせてもよいです。
6.厚手の靴下
足場の悪い箇所があったり、長時間の歩行になるので靴の中で足が動かないようにすることが重要です。靴下は厚手の化学繊維のものを選ぶと足への負担が減ります。小さいですが意外と違いがでますよ。
7.ヘッドライト
登山計画は日が落ちる2,3時間前に下山を完了するようにするべきですが、意図せず下山が遅れることがあります。山の中は街灯がないので真っ暗になります。スマホで照らすにしても片手がふさがってしまったりバッテリーに限りがあるためLEDヘッドライトを持っていくことを勧めます。
安いものであれば1000円ちょっとからありますし、重量も容量も小さいのでザックの端に入れておいてください。
8.スマホ
登山でもスマホは使います。登山の記念の写真を撮らなければいけませんし、登山口に掲示してある地図を記録しておくこともできます。スマホアプリでオフラインでもGPSが使えてかなり精度高く現在位置を知ることができます。
足元が悪いのでくれぐれも歩きスマホには注意ください。
9.雨具
山の天気は変わりやすいです。雨が降らない予報でも山中では降られることがあります。雨に濡れると体温を奪われるので雨具は必要になります。
風にあおられたり、木の枝に引っかかったりするので傘は使えません。
おおむね値段と性能が比例します。ゴアテックスの生地を使ったものは撥水性と透湿性を両立しており蒸れにくく快適です。ゴアテックスでなくてもワークマンで売っているものはコスパが良い印象ですね。
10.タオル
汗をかいたり、雨に降られたりするのでタオルは持って行ってください。速乾性のタオルも機能的ですが、初心者のうちはタオルを乾かすことまで考えなくてもよいと思います。
持って行ったほうが良い装備
1.モバイルバッテリー
皆さんのスマホのバッテリーは元気でしょうか。山でスマホを使用するので電池が切れたら大問題です。充電容量が心もとない場合はモバイルバッテリーを持っていきましょう
2.絆創膏
木の枝にひっかけたり、岩肌で手を切ってしまうこともあります。傷口の衛生を保つためにも絆創膏があると便利です。
3.着替え
登山後の温泉はとても気持ちがいいですよ。どうせお風呂に入るなら着替えると気持ちがいいですし。下着だけでも持っていくことをお勧めします。
4.速乾性の帽子
木々がない場所では直射日光にさらされます。日焼けから皮膚を守るためにも、体温上昇を抑えるためにも帽子がおすすめです。汗をかくので綿は避けて速乾性のものを選びましょう。
5.軍手
急な斜面を登る際には岩肌をつかんだほうが安定しますし、下山中もバランスをとるために不意に手をついてしまうことがあります。手を守るためにも軍手をお勧めします。安いですしね。
予算に余裕があれば登山グローブは上位互換です。
6.トレッキングポール
不安定な場所でバランスを取るのに重宝します。下山中は特にバランスを取りにくいですし、ひざを守るためにもトレッキングポールはお勧めします。
7.ビニール袋
ゴミや着替えを入れておくのに重宝します。ごみをこぼさないためにも持っていきましょう。
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