山はどこから登れば良いの!?登山ルートの探し方

週末登山

登山ルートは事前に頭に入れておこう

ほとんどの山は登山ルートが一つではありません。どの登山口からどこを経由して山頂を目指し、どの登山口に降りてくるかを事前に確認しましょう。以下のことに気を付けてルートを選ぶといいですよ。

  1. 登山口へのアクセス
  2. 必要時間
  3. 山頂との標高差
  4. 尾根伝いか否か
  5. 総工程標高差

登山ルートの選択方法

1.登山口へのアクセス

公共交通機関のみの場合は最寄りバス停からのアクセスを調べてください。最寄りバス停から登山口への距離が3km以上ある場合はほかの登山口を探したほうがよいです。最終手段としてタクシーを利用できる場合があります。

レンタカー/自家用車の場合はほぼすべての登山口から登ることができます。駐車場の台数を確認して混雑しそうな場合は時間を早めに行動したほうが良いです。また登山口に戻ってくる必要があります。タクシーや公共交通機関で別の登山口から戻ってくることができる場合もあります。

2.必要時間

登山案内所のWEBページなどから地図を探しましょう。地図に登山ルートと所要時間が記載されていると思います。下山完了時間はきちんと調べておかなければいけないので、登山口までの移動時間、登山時間を計算して日の入りの時刻と見比べてください。

山の斜面の東側に降りる場合や木々が多い場合は日の入り時刻よりも早く暗くなります。

3.山頂との標高差

登山口から山頂までの標高差は最低限登らなければいけません。自分の体力と相談して決めましょう。標高差600m以下のルートを選ぶのが良いとされています。1200mを超える標高差は初心者には厳しいです。

4.尾根伝い

尾根伝いのほうが眺めがよいことが多いです。一方で細かなアップダウンがあることがあり、標高差以上に登る量は増えてしまいます。切り立った場所でなければ比較的足元が歩きやすい場所が多いです。

山肌に沿って登山道がある場合はアップダウンが少ない場合が多く、疲労はたまりにくいかもしれません。一部でつづら折りになる場所もあり急登になるのでその個所は疲れるかもしれません。整備状況によりますが登山道が谷側に傾斜している場合もあるので滑らないように気を付ける必要があります。

5.総工程標高差

細かいアップダウンがあるとトータルで登る量が増えたりします。山頂との標高差がないルートを選んだつもりでも注意が必要です。数m程度のアップダウンはあまり気にならないのですが20mを超えるアップダウンは疲労感がたまります。

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